高速の深夜割引見直し、「割引待ち」渋滞解消へ…時間拡大・距離に応じる方式に - 読売新聞オンライン

　国土交通省は２０日、２０２４年度に高速道路の深夜割引制度を見直すと発表した。割引率３０％は変えず、対象時間帯を現在の午前０時～同４時から午後１０時～翌午前５時に広げる。また、対象時間帯に少しでも走れば全走行分をまとめて割り引く方式を改め、時間内の走行距離に応じて割り引くよう変更する。

　現行の長距離割引は拡充する。４００キロ超となる場合、距離に応じて最大５０％の割引を適用する。

　現状では、割引を受けようとするトラックが、対象時間になるまで料金所付近で列をなす問題が起きている。斉藤国交相は２０日、「滞留を改善し、トラック運転手の負担軽減を図りたい」と述べた。

　深夜割引は、夜間に高速の利用を促し、一般道路の騒音を改善することを目的に０４年に導入された。

Adblock test (Why?)

からの記事と詳細 ( 高速の深夜割引見直し、「割引待ち」渋滞解消へ…時間拡大・距離に応じる方式に - 読売新聞オンライン )
https://ift.tt/xv5JE2b