
鹿児島県霧島市は県内外の観光客誘致に向けて、市内の宿泊施設に割安で泊まれるクーポンを8日から販売する。新型コロナウイルス禍で観光関連業者が影響を受けていたため、閑散期に市独自の旅行支援策でてこ入れする。全国の消費者向けに同様のクーポンを発行するのは同市としては初めてという。
販売するのは「きりしま旅割クーポン」で、霧島市内の宿泊施設で使える5000円分のクーポンを、平日利用分は2000円で、土日祝日利用分は3000円で販売する。対象となる宿泊施設は市内43カ所、旅行会社2社を予定している。宿泊施設は今後、追加募集をしていく。
利用者はスマートフォンの対話アプリ「LINE」(ライン)で、同事業事務局のアカウントを友達登録してから購入する。発行数は7万口で、1人2口まで購入できる。利用期間は8日15時から2023年3月1日のチェックアウト分まで。対象店舗での宿泊や日帰り旅行での食事などに使える。霧島市は同事業の実施に向け、9月補正予算で1億7000万円を計上した。
霧島市は霧島温泉郷や妙見・安楽温泉郷など複数の温泉郷があるほか、今年2月に国宝指定された霧島神宮など県内有数の観光地がある。特に冬の期間は閑散期にあたるため、誘致策で観光業者を支援する。
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