富山市、商業施設で割引 高山本線のシニア切符提示で - 日本経済新聞

記者会見する藤井裕久市長（5日、富山市役所）

富山市は5日、JR高山本線の高齢者向け割引切符の表紙を提示すると、市内の協賛店で割り引きなどのサービスを受けられる「シニアおでかけトク割」を始めたと発表した。高山本線の利用促進や沿線の活性化を目指す。

同市とJR西日本が4月から実証実験として65歳以上の市内在住者に販売している「高山本線シニアおでかけきっぷ」の保有者が対象。百貨店の大和富山店では、飲食代の割り引きやデザート・飲み物の無料サービスを受けられるクーポンがもらえる。

富山駅前の商業施設「MAROOT（マルート）」などでは、2000円以上の買い物に対し200円分の割引クーポン券を配布する。特典は各店で1回だけ利用できる。協賛店は7月末まで募集し、9月30日まで実施する。

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