
観光業者などを支援するため、石川県や福井県など近隣の4県と協力して、互いの県民が利用できるようにした宿泊割引キャンペーンについて、新田知事は感染者が増えている地域もあるとしながらも、当面は対象を変更する考えがないことを明らかにしました。
新田知事は、12日の定例会見で、県内の感染状況について、「新型コロナの新規感染者はきのうまで10日連続で前の週の同じ曜日を下回っており、現状は減少傾向だと考えている」と述べました。
そのうえで、基本的な感染対策とともに3回目のワクチン接種を早めに検討するよう県民に呼びかけるなどして、「感染の減少を少しでも長引かせたい」と述べました。
また、観光業者や宿泊業者を支援するために新潟県、石川県、福井県、長野県と協力して現在、お互いの県民が利用できるようになっている宿泊割引キャンペーンについて、「観光業界にとってたいへん消費喚起になっており、施設ではしっかりした感染対策をしている」と述べました。
そのうえで、感染者が増えている新潟県や長野県を念頭に、「感染者が多いからといって、関係を見直す考えはない」と述べて、当面は対象を変更しない考えを明らかにしました。
ただ、新田知事は、いずれかの県で著しく感染者が増える状況になった場合は、対応を話し合う必要があるという考えも示しました。
宿泊割引キャンペーンの期間は、今のところ4月28日まで実施される予定です。
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