もっと飲食業界を元気に！最大１０００円の割引でコロナ禍の苦境の打開へ支援（鳥取県・米子市） - FNNプライムオンライン

新型コロナ禍の影響で厳しい経営を強いられている飲食店を下支えする鳥取県米子市の独自の取り組みです。飲食代金を１人あたり最大１０００円割引するキャンペーンを１１日から始めました。
米子市で始まった「もっと米子を元気に！飲食店応援キャンペーン」。好評だった去年に続き、第２弾！米子市民を含む４人以下のグループを対象に、飲食代金に応じて１人あたり５００円か１０００円を割り引きます。
対象店舗は、県のコロナ対策の認証店と協賛店の市内２５２店舗で、１店舗ごとに割引額が認証店１００万円、協賛店５０万円の上限に達し次第終了します。こちらの焼き肉店では、スタート初日さっそくランチ利用のお客さんが…。

利用客：
「ランチ３つ頼みました。このお店は価格が高いイメージがあったが、キャンペーンを機に来てみようと思った」

利用方法は簡単で来店時に名前や連絡先を記入し、会計時に提出するだけで割引を受けることができます。

利用客：
「４人で来て３０００円ちょっと。きょうからはじまるということでよし行こうと」

あっという間に満席になりましたが、ここまでにぎわうのは久しぶりだといいます。第６波で打撃を受けた飲食店を支援しようとスタートした今回のキャンペーン。米子市は国からの臨時交付金を活用し、２億円の予算をかけて実施。経済効果は４億円見込んでいます。

米子市商工課・頼田真哉課長：
「ルールをきちんと守ったうえで経済活動を行いながら賢くコロナと付き合っていくことを念頭に置いている」

大力家族亭・金福寿社長：
「期待感はあります。客足が遠のいたなかでこういったキャンペーンは飲食業界としてありがたい」

県内の感染者数が高止まりしている状況を踏まえ、当初設けていなかった人数制限を４人以下に。感染拡大を防ぎつつ、経済活動との両立を目指します。

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