３月２１日が期限となる石川県などのまん延防止等重点措置について政府が解除する方針を固めたことを受けて、金沢市は市独自の宿泊割引キャンペーンを再開することにしています。
これは、１６日に開かれた金沢市議会の議会運営委員会で村山卓市長が明らかにしました。
それによりますと、市内の宿泊施設が提供する飲食店の利用や伝統工芸の体験などが組み込まれた旅行プランに対して助成金を出して代金を割り引く「五感にごちそう金沢宿泊キャンペーン」を、３月２２日の予約・宿泊分から再開する予定だということです。
対象は県内に住む人だけで、４月２８日の宿泊分まで、１泊あたり５０００円を上限に割り引きを受けることができます。
金沢市は、関連する事業費として、２億７０００万円の補正予算案を３月２２日に開かれる緊急の市議会に提出することにしています。
村山市長は議会運営委員会のあと記者団の取材に応じ、自身が辞職したことに伴う後任の副市長について「幅広く意見を聞きながら人選したい。就任時期は早ければ６月と考えているが、今後の調整次第だ」と述べました。
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