福岡県の服部誠太郎知事は3日、県民が県内旅行をした場合に宿泊代などを割り引く事業について、山口、佐賀、長崎、熊本、大分の近隣5県の県民も利用できるようにする方針を明らかにした。10日から実施する。
5県でも同様の割引制度を設けており、今月中旬までに、福岡県民も相互利用できるようになる見通し。
福岡県の事業は「福岡の 避密(ひみつ) の旅」で、宿泊料金を1泊当たり最大5000円、日帰りの旅行商品は最大3000円を割り引く。来年2月14日までの販売を予定している。ただ、感染が広がる恐れがあるため、利用の際には、ワクチン接種証明書などの提示による「ワクチン・検査パッケージ」の活用を条件とする方針。
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